5月26日 『趙氏孤児』

 2008年 5月26日  北京梅蘭芳大戯院

 『 趙氏孤児 』

『趙氏孤児』とは中国の古典悲劇の一つで、
春秋時代に、無能な王を操る奸臣、屠岸買が度々王を諌めようとする趙盾が邪魔になり、
一家全員殺してしまおうとする。
趙盾の息子趙朔は、公主と結婚しており、公主は臨月間近だった。
屠岸買の策により、趙朔も罪を着せられて処刑になる。
趙家の食客であった程嬰は産み落とされた子を救うため、宮中から逃げ出す。
しかし、逃げ出すのを助けたとして公主の侍女が捕まってしまう。
逃げ切れないと覚悟した程嬰は孤児を屠岸買の前に連れて行く。
孤児は屠岸買に殺されてしまう。
裏切り者と罵られつつも、程嬰は屠岸買の庇護を受ける事になる。
16年後、程嬰の息子である、武は屠岸買の養子になっていた。
ある日庭で公主と出会った武は自分の父親が程嬰であると告げると、
公主は程嬰を罵り、二度と来るなと武に言い捨てた。
何故程嬰が罵られなければならないのかと疑問に思った武は、程嬰に会いに行く。
程嬰はとうとう真相を語る。
実は武は趙氏の孤児であり、殺されたのは自分の本当の息子であると。
それを聞いた武は武将、魏絳の助けを借り、ついに趙家の仇を取る。

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      国家京劇院  王潤菁 飾 公主      宋小川 飾 趙朔

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      国家京劇院  張建国 飾 程嬰

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          王璐 飾 趙武       顧謙 飾 屠岸買   

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                               天津京劇院  鄧沐瑋 飾 魏絳 


この芝居も初めて観ましたが、残酷な話です。
5人くらい殺されてしまいます。

張建国さんの唱が良かったですね。
演技も素晴らしい。屠岸買の庇護を受けるようになってからの、
なにやらやりきれないような、むなしい感じ、誤解を受けたまま生きている焦燥感が
伝わってきて、なんか憐れなんですよ・・・

王潤菁は張派を創始した張君秋の外孫にあたる人。
看板女優ですが、唱はまあ、いいとしても何か華がありません・・・
化粧が地味なのか、綺麗に見えない・・・
だから侍女をやった耿巧雲の方が目立ってました。



     
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by xiao-mei | 2008-06-03 20:59 | 好話

京劇好きの自言自語


by xiao-mei
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