「二人の旅路 日中 激動を生きた京劇夫婦」

3月1日のNHKハイビジョンで放送された
「二人の旅路 日中 激動を生きた京劇夫婦」という番組を見ました。

・・・ 引用・・・
「夫の全てを奪ってしまった」と悔いる妻に「僕は後悔していない、あなたと日本で生きる人生が一番幸せだ」と語る中国の伝統芸能・京劇の俳優・梁嘉禾(りょう・かほ)さん(70)。梁さんは俳優として最大の名誉である国家一級俳優となった直後に、その座を捨てた。残留孤児の妻、真理さん(65)を救うため日本に移住したのだ。梁さんと同じ京劇のスターだった真理さんが、文革の嵐の中で日本人の子だと発覚し、厳しい迫害の標的となったからだ。日本に渡って20年、夫婦は工場や食堂などで懸命に働きながら、貧困に負けず、支え合って生きてきた。そして、昨年の秋、夫婦は中国への旅に出た。かつて所属した劇団から「覇王別姫(はおうべっき)」を演じてほしいと頼まれたからだ。覇王別姫は乱世の英雄・項羽と妻・虞姫の悲劇と深い夫婦愛を描いた京劇の人気演目。劇団では、梁さんの後、主役の項羽を演じられる俳優がなく、途絶えてしまっていたのだ。梁さんは、自分たち夫婦の姿を京劇に重ね、舞台に立つ。番組は、日中戦争、文革、国交正常化など、激動の時代に出会い一途な愛を貫いてきた夫婦の人生と、旅の中で数々のトラウマと向き合い、心の整理をしていく姿を描く

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梁さんの奥さんを思う気持ちが深くて、感動しました。
中学生の頃、中国残留婦人の方のお話を聞いたり、
満蒙開拓団のことを勉強してきたので色々感慨深くなりました。

京劇のことに関して言えば、梁さん素晴らしいです。
舞台を離れてもう20年近く経つそうですが、
京劇の動作と唱は体に染み付いていらっしゃるんでしょう。
真理さんもあの手の動きはとても優雅でした。


お二人が所属していた寧夏京劇団のことは
初めて知りました。
中国には各省にはその土地の伝統芸能の劇団があって、
もちろん京劇の劇団もたくさんあって、
中国の人でさえ把握しきれないと思います。
寧夏京劇団はもとは中国京劇院(現国家京劇院)
の4団だったそうですが、
そこで当時国家一級演員になるとうことは
やはり素晴らしい実力のある役者さんだったのでしょう。
一級・・・というと、国宝みたいに聞こえますが、
今では30そこそこの役者がすでに一級をもらえる
時代になってしまいました・・・・
大学を卒業すると4級がもらえます。
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by xiao-mei | 2011-03-04 21:34 | 好話

京劇好きの自言自語


by xiao-mei
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